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大人モテの極意: Blog2
  • 執筆者の写真金子花央理

見返りを期待しない女は美しい。



「これだけあなたに尽くしたんだから

あなたも私のこと大切にしてよね」



「あなたのために予定を変更して合わせてるのに

なぜそっちは合わせてくれないの?」



「こんなに美味しい料理をいっぱい作ったんだから、

ちゃんとプロポーズしてくれるよね?」



「あなたが望んでエッチしたんだから

ちゃんと責任とってよ」



いやはや、

こんな露骨に口に出さずとも、

とかく女は暗黙のルールを作ろうとしません?


男女関係に限らず、女子会でもなんでもあらゆる人間関係において

ギブアンドテイクを求める。

言わなくてもわかるでしょ?ってやつね。



結婚なんて究極のギブアンドテイクかも知れない。



結婚は子どもを育てるためのいいシステムだと思うけど、

そのために愛情というよりも役割分担の要素が色濃くなる。

男は稼ぐ、女は子を産み育て、家を守る。

もちろん、今の時代は様相が変わってきてるけど

でもなにかを確実にギブアンドテイクして成り立つもの。


時代は変わっても基本的に

男は経済力、包容力。

女は美しさ、もしくは若さ(両方あるとさらに市場価値ヨシ)。

それらの武器と引き換えに、

それぞれ自分に見合ったバランスでパートナーを探している。



が、そんな計算されたバランスで完成しないのが

男と女の仲というもの。


逆に言うと、子どもを持たないのであれば

そして、お互いが自立してるカップルであれば

ギブアンドテイクは成り立たないかもしれない。


ギブアンドテイクがなかったら・・・・

結婚は成立しないかもしれないけど

恋愛は成立する。



そこには純粋に、相手のことが好き。

相手のことを大切に愛おしく思う気持ち。

たとえ、相手から同じだけの愛を受け取れなくてもいい。



だって「自分がそうしたいだけ」だから。



見返りを期待しない人というのは、

潔い生き方だと思うのですよ。


そして見返りを期待しない愛に気づいた時、

それを向けられた相手は感動し、感謝する。


でも一番幸せなのは、

見返りを期待せず、自分の好きや愛に向かって純粋に生きて貴方自身。

「好きにならせてくれてありがとう」

とでも言いたいくらいの気分なんです。



ちなみに、

「見返りを期待しない」というのは

「ひとのせいにしない」ということにも繋がるのですね。



見返りを期待しない自分も、期待されない相手も、

人間が成し得る、本当はすごく大きな愛に包まれているのかもしれません。



そしてそんな大きな気持ちを知るのも

大人のいい女のたしなみ、なのかも。

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